関節リウマチの治療薬としてJAK阻害剤が登場して10年(2024年2月現在)が過ぎ、現在5種類の製剤が使用可能です。関節リウマチの症状の改善や活動性の抑制に対する高い臨床効果は既に証明されており、いまや前述の生物学的製剤に匹敵する位置づけにもなっています。すべて経口薬であるということも患者さんに好まれる理由のひとつになっていますが、生物学的製剤と同様に高額な薬剤ではあります。
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