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2024.03.05

●ーRA(8) 関節の中を覗いてみよう!

  • 関節では骨と骨が向かい合って接しています。
  • 骨の先端には軟骨という軟らかい骨がありクッションの働きをしています。
  • 軟骨と軟骨の間には少量の関節液があり、関節がスムーズに動くための潤滑油の役割を果たしています。
  • その関節液を産生しているのが滑膜で、非常に薄い膜として関節を包むように存在しています。
  • 関節リウマチの病気は関節の中の滑膜に発症します。
  • 滑膜に炎症が起きると増殖して腫れあがってきます。
  • 腫大した滑膜によって、近くにある軟骨の破壊、続いて骨の破壊が生じてきます。
  • 腫大した滑膜からは過剰な関節液が産生されることもあります(いわゆる「水がたまる」)。
  • 滑膜の炎症は治療薬によって改善させることが可能ですが、軟骨や骨の破壊は一般的には不可逆的です。
  • したがって、軟骨や骨の破壊がみられる前に適切な治療を開始する必要があります。

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