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2024.03.08

●-RA(9) 関節MRI検査の威力

  • 関節MRI検査は、関節リウマチの早期診断に用いられます。
  • 関節の診察や血液検査で、関節リウマチが疑わしいが確定診断に至らない症例があります。
  • 発症して早期の関節リウマチは単純X線(上図右)では異常がみられないことが多いですが、
  • MRI検査(上図左)では〇で示すように、滑膜炎や、骨髄浮腫と称される骨侵食の前駆状態を検出することができます。
  • ただ、MRI検査は手間とコストのかかる検査であるため、丁寧な関節の診察や血液検査で関節リウマチの確定診断に至らない症例に用いられることになります。
  • 症例にもよりますが、MRI検査での滑膜炎や骨髄浮腫の経過をみることで治療の有効性の評価に用いられることもあります。

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