- 間質性肺炎は、肺の間質という肺胞の壁の部分に炎症が起きる病気です。
- 関節リウマチ患者の10-30%に発症するとされており、労作時息切れ(息苦しさ)が自覚症状としてみられます。
- 間質性肺炎の診断には聴診所見や画像検査(胸部X線やCT検査)が必要です。
- 進行するタイプでは患者の生命予後に関わる合併症となります。
- 少量のステロイド薬や免疫抑制薬が有効な場合もありますが、その治療には専門的な知識が必要となります。
- 間質性肺炎の程度によれば、関節リウマチの治療薬であるメトトレキサートが使用できなくなるなど、治療に制約が生じることがあります。
2024.04.11