関節リウマチという病気は治療が遅れたり薬が十分効かないと関節が破壊され、日常生活に影響を及ぼす病気です。ただ、早期に有効な治療薬を投与することでその進行を抑制し、関節リウマチを完全に抑制し進行しない状態(寛解状態)に持っていくことができます。そのためには、薬だけでなく日常生活管理、運動やリハビリ、食生活なども重要になってきます。東洋病院では、4名のリウマチ専門医とともに、リウマチ相談員、看護師、薬剤師、理学・作業療法士、MSW、介護士、事務職員といった多職種がチームとなって、東洋病院リウマちーむとして患者さんの寛解に向けた治療とケアに取り組んでいます。
関節リウマチの進行によって、関節は「腫れて痛い」から「破壊と変形」に変化していきます。写真のように腫れているだけの時期に適切な薬を投与することで寛解に持っていくことが可能です。