かかりつけ医を持ちましょう
緊急かつ高度な治療を必要としない体調不良やケガなどを診療したり、日常的な健康管理を行うクリニックや診療所、医院などを「かかりつけ医」と呼びます。大きな病院と比べると、きめ細やかな診療が受けられます。
おかしいと感じたけれどどこを受診したらいいのか分からない、というときも、まずはかかりつけ医に相談するのが良いでしょう。
かかりつけ医がより専門性の高い検査・治療が必要だと判断したときには、速やかにその検査・治療に適した医療機関を紹介してもらえます。
患者様の日頃の健康状態をよく知る、かかりつけ医だからこそ、適切な判断が可能になります。
一貫して診察を行う主治医
患者様が以前抱えていた病気やケガ、受けた検査・治療についてよく知っている医師が診療を受け持つことで、患者様がご自身で訴えられた症状だけでなく、ごく小さな異変まで察知することができます。
これは当然ながら、疾患の早期発見・早期治療につながります。
また、「こんなこと病気とは関係ないかな」といった些細なことでも、長く付き合う医師であれば、話しやすいということもあります。
信頼の置ける1人の主治医に担当してもらうことは、疾患の早期発見・早期治療だけでなく、患者様の安心をもより確かなものにしてくれます。
いつでも安心して相談できる、人としても、医師としても頼れる“かかりつけ医”を、お近くの医療機関で見つけておきましょう。
かかりつけ医と病院との連携で安心
患者様がかかりつけ医に相談したとき、必要となればスムーズにご紹介の上で専門的な検査・治療が受けられます。
また、必要な情報を共有したり、治療を終えてから、通院をかかりつけ医に戻すこともあります。
かかりつけ医と紹介先の医療機関、双方の連携によって、患者様はより安心して、効率良く質の高い診療が受けられるのです。